口腔機能障害(音声言語障害・摂食嚥下障害)
に対するリハビリテ-ション

 口腔機能の障害には,音声言語障害と摂食嚥下障害があります.これらはそれぞれ単独で発症することもあり,合併して発症することもあります.単独であっても重複知る場合でも生活参加や社会参加を著しく妨げる原因になるため,両方の障害へのリハビリテ-ションに通じた専門職による総合的な評価が必要になります.

 しかしながら,これらの障害を有する患者さんの多くは,病院に通院できない方であったり上手くお困りのことを伝えることに不自由を感じておられる方々です.すなわち,発症から長期経過し,病院に通院できない場合の方も多いということです.このことから,指示に従って検査作業ができる病院に通える患者さんへのリハビリテ-ションは難しいかもしれません.

 当センターでは,当方にお越しに慣れない方の評価やリハビリテ-ションを,必要な場合にはその方が生活される日常の場面でも行っています.

センターが提供する
口腔機能リハビリテ-ションの特徴

単なる運動療法ではなく,生理学的に評価した結果に基づく総合的なリハビリテ-ションです.

一般的にリハビリテ-ションというと,動かなくなった機能に対する運動療法と思われることが多いようです.口腔機能の回復のためには,口腔に関係する他の全身の影響も評価することが必要です.例えば,寝かせたままで長期に経過している場合には重力の影響によって舌運動や下顎運動が障害されます.したがって,この場合の口腔機能障害への対応には姿勢の調整が必要になります.

センターでは,このような全身の生理学的な評価に基づいて,口腔機能障害のリハビリテ-ションメニューを構成します.

対象とする原疾患や経過期間に関わらないプログラムを提供します

保険診療では,障害の原因疾患に条件があり,発症してからの期間の制限,リハビリテ-ションの回数と可能な期間の制限があります.障害の様相は,個人ごとに異なるため,一律の条件で改善するわけではありません.このような保険診療に基づくリハビリテ-ションでは気休めになる場合もあり,生活参加を支援することができない可能性もあります.

私たちは,口腔機能の障害の改善の目標を生活参加と考えていますので,原疾患,発症期間に関わらない,プログラムを提供します.

音声言語障害と摂食嚥下障害の重複障害に対して同時に対応します

音声言語障害と摂食嚥下障害は,別個の障害とされることが多く,ほとんどの場合,リハビリテ-ションも異なるメニューにしています.また,機能訓練に口腔装置が必要な場合には,他の医療機関の受診が必要になり,多くの異なる機関の受診のためのアポイントメントをとる必要があり,当センターでは,このような非効率的なリハビリテ-ションは効果が低いと考えています.口腔装置治療も含め,同時に行えることが重要と考えています.

生活場面での評価に基づいたサービスを提供します

口腔機能リハビリテ-ションの目標は生活参加です.すなわち,生活されている場面で機能が発揮できることが重要です.機能障害の評価を病院で行い,その結果に基づいて自宅でのリハビリテ-ションメニューを作ったとしても,病院で日常の生活が再現できるとは限りません.簡単な例では,「畳の部屋で食事をすると誤嚥する」患者さんには「畳の部屋」での評価が必要ですが,一般的に病院の診療室として「畳の部屋」を持っているとことは少ないのではないでしょうか.

したがって,日常生活場面での評価が必要ということになります.当方では,必要な場合にはお伺いして評価をさせていただき,さらにリハビリテ-ションもさせていただきます.

口腔機能リハビリテ-ションの料金表

ご相談(問診)から簡単な検査まで 30分~45分   7,500円
検査 30分~60分 15,000円
プログラムの構成 1本 20,000円

 

口腔機能リハビリテ-ションの流れ

お問合せからサービスをご提供するまでの流れをご紹介します。
※ステップが5つない場合は、部品を選択>不要なステップを右パネルで非表示にしてください。

お問合せ

御家族,ご本人,現在の受け持ち医,指導教官から,紹介状,メール,電話等にてご連絡をいただきます.お問い合わせは,このHPにあるフォームをお使いくださるのが便利です.

お問い合わせをいただいた後,どのようなお困りごとかをお尋ねするために当方より折り返しご連絡させていただきます.

検査日程についてご相談いたします

STEP1でお聞きしたおおまかなお悩みごとについて,どのような検査をさせていただくかを決定し,検査の日程についてご相談させていただきます.場合によっては,訪問しての評価の場合には,訪問日時についてご相談いたします.

右の診療の流れを示すフローチャートの1番上段です.

検査結果に基づいて診療プログラムを提案いたします

STEP2での検査の結果に基づいて、口腔装置治療が必要か,口腔機能訓練単独で対応できるかを決定します.口腔装置治療が必要な場合には,どのタイプの装置が必要かも含め,どのような口腔機能訓練を行うかのプログラムを提案させていただきます.右のフローチャートの二番目の段です.

ご提案させていただいたプログラムについて説明させていただき,ご納得いただいた上で,治療を開始いたします.

 

治療の開始です

口腔装置治療が必要な場合には,左の流れにしたがって,装置作成に入ります.障害の程度,お口の状態によって装置完成までの期間は様々ですが,仮装置までは約1か月程度です.仮装置完成後,評価をさせていただき,完成までの調整を行います.

完成後は,口腔機能単独のリハビリテ-ションとおなじ診療の流れになります.右図の右側の流れになります.

 

口腔装置治療が先立つ場合
口腔機能リハビリテ-ションの場合

口腔機能リハビリテ-ションを利用された事例

7年間経口摂取していなかった母親に,何かを食べさせてあげたい

大阪府守口市 Sさん(72歳)

7年前に脳動脈瘤の手術を行ったが,その後より遷延性意識障害となり,PEG(経皮的胃瘻造設術による胃瘻)が留置されていました,寝たきりの状態で経過していましたが,時々肺炎のために近隣の病院に搬送されていました.いわゆるサルコペニア肥満の状態となっていましたので,褥瘡も時々できて治癒に時間がかかっていました.

この患者さんの問題は,非経口摂取による口腔機能の廃用化,寝たきりで経過したことによる口顎器官の機能障害,消化管の廃用化による低栄養でした.

末梢神経の機能の評価を行った上で本質的な嚥下障害ではなく,廃用化が大きな減であったため,約1カ月の口腔ケアにより,まず発熱の発症を抑制した上で,口腔機能療法を行い,離乳段階に準じた訓練を行うことで,2年後に離乳後期食程度の物性の食事が可能になりました.

これにより,御家族の介護負担は軽減し,さらにご本人全身状態も安定して経過するようになりました.

いかがでしょうか。

このように、当センターの口腔機能リハビリテ-ションサービスなら、病院での検査にて嚥下障害と言われた場合でも経口摂取できる場合があります.
口腔機能リハビリテ-ションに興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください.

お電話でのお問合わせ・ご相談はこちら

072-743-9063

FAXでのお問合わせはこちら

072-741-0448
診察曜日
月曜・水曜
受付時間
10:00~16:00
定休日
火曜・木曜~土曜・日曜・祝日

メール・FAXでのお問い合わせは随時お受けしていますメールをご利用の場合,以下のアドレスにどうぞ.

お問合せ・ご相談はこちらから

TOUCH口腔機能回復センター
(舘村歯科クリニック内)
大阪府池田市伏尾台5-8-3

072-743-9063
072-741-0448

FAX,メール,フォームでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

TOUCH口腔機能回復センター

代表の舘村 卓です。どうぞお気軽にお問合せ・ご相談ください。

診療内容

口腔機能リハビリテ-ション(口腔装置治療・口腔機能療法)
音声言語治療
摂食嚥下リハビリテ-ション

受付時間

月・水 10:00~16:00
メールでのお問合せは24時間受け付けております。

定休日

火曜・水曜~土曜・日曜・祝日