音声言語(はなしことば)の障害へのスピーチセラピー(構音訓練)

私が担当する言語聴覚士,畑 泰子です.

口腔機能の障害の内,音声言語機能の障害(はなしことばの障害)に対しては,訓練が大切です.

ことばの訓練は,スピーチセラピーや構音訓練ということばで知られており,担当するリハビリテ-ション職は言語聴覚士(ST)です.TOUCH口腔機能回復センターでは専属の言語聴覚士により訓練を行っています.

各種の口腔装置が完成しても口腔機能は回復しません.それは,歩行に障害があった場合にステッキや松葉杖を作成したからといって,それだけでは歩行できないのと同じです.したがって,装置完成後には,当方の専属言語聴覚士による訓練が必要です.継続的に訓練を受けることで装置を小型化でき,場合によっては外すことも可能になります.

口腔装置が必要でない音声言語障害の場合にも継続的に訓練を受けることで機能障害の増悪を予防できます.

保険診療での訓練では,回数や期間の制限がありますが,当方の場合には障害の程度によって詳細にプログラムを構成します.

来院できない場合でも当方から訪問してリハビリテ-ションを行いますので,お問い合わせください.

TOUCH口腔機能回復センターで受ける
構音訓練の特徴

音声言語病理の専門医との協働による相乗効果

一般的には保険診療でのことばの訓練は,訓練を担当する部門の医師・歯科医師からの処方箋によって言語聴覚士が訓練を行います.

この方法の問題は,訓練に伴って機能が変化した場合(改善しても低下しても)に,言語聴覚士がきづかなければ,その訓練が継続される欠点があります.

聴覚だけに評価を頼る場合に,基準が変動すること(Anchoring effect)や前後のサンプルで評価結果が変わること(Sequencing effect)が報告されています.このような問題を解決するために,TOUCH口腔機能回復センターでは,処方箋方式ではなく,常に音声言語病理・生理に通じた歯科医師と言語聴覚士の協働により,定期的にプログラムを調整いたします.

口腔装置と訓練による相乗効果が期待できる

舌咽神経腫瘍術後の口蓋帆咽頭閉鎖不全症に対して作成したバルブ型装置.左は装着直後のバルブで,かなりの大きさですが,構音訓練を継続した結果,右のようにバルブは小さくすることができました.歯牙に対する負担は小さくなりました.

一般的に口腔装置は単独では効果がありません.また訓練だけでも,強度によっては関連筋の疲労を招き,期待した効果が得られないことがあります.

生理学,病理学に基づいて作成した適切な装置によって関連筋の疲労を軽減して,訓練効果を上げることが可能になります.

訓練効果が高まると装置を撤去したり,経過観察段階に移行することが可能です.

保険診療でのリハビリ回数や期間の制限がない

保険診療でのいわゆる言語治療には,発症後からの期間,訓練回数等,責任疾患によって厳密に制限されています.このような制限は不思議な感じがします.

障害の程度は様々であり,訓練効果の発現の様相も様々です.それを十把一絡げにして期間や回数を制限することは「治さない」ということと同じ気がします.さらに,もしも発症後に適切なリハビリテ-ションが長期に行われない場合,機能が廃用化していることも考えられます.

そうすると既に保険で認められた期間を越えている場合には訓練できず廃用化による機能障害は固定されてしまいます.

TOUCH口腔機能回復センターでは,どのような場合にも,短期的,長期的な目標を設定して対応します.

構音訓練の料金表

ご相談から簡単な検査まで 30分~45分 7,500円
高度な検査(内視鏡検査,等) 30分~45分 20,000円

ことばの訓練の流れ

お問合せからサービスをご提供するまでの流れをご紹介します。

お問合せ

まず,電話(072-743-9063),FAX(072-741-0448),メール(touch_clinic@office.eonet.ne.jp),お問い合わせフォーム等でお問い合わせください.電話の場合には,月曜と火曜以外には対応できない場合があります.

こちらから連絡を差し上げて良い曜日,時間を教えいただきますと,ご指定の時に折り返し連絡させていただき,受診日を打合せさせていただきます.

センターオフィスに移動が可能かもお教えください.

予め必要な情報をお教えいただくための書類をお送りします

初診の段階でより正確な診断を行うために,できるだけ多くの情報をお教えいただきます.フォームをお送りしますので,記入していただき,ご返送いただきます.

初診から訓練開始

 

歯科医師と専属言語聴覚士により,STP2でいただいた情報を参考に,評価させていただきます.必要な場合には,高度の検査を行う場合もあります.

この段階で訓練だけで対応できるか装置が必要かを判定します.装置が不要である場合には訓練の開始になります.

装置が必要な場合は,他のページをご覧ください.

口蓋帆咽頭閉鎖不全症(鼻咽腔閉鎖不全症)の場合の装置

舌機能や口唇機能の障害の場合の装置

保険診療の制限による機能の低下を防止した例

ある病院で言語治療を受けていたが,制限された期間が来ると訓練が中止される.その結果,機能を維持することができない.

大阪市のYさん(42歳) 外傷性頭部障害による運動障害性構音障害

あるリハビリテ-ション病院で構音訓練を受けていたが,保険診療の制限のため,訓練の回数,期間,頻度が制限されていました.御家族は,リハビリテ-ションをうけているときには機能は良くなるように思うが,中断されると元の状態に戻ってしまい,もどかしい.機能を維持できるようにして欲しい,との訴えをお持ちでした.

依頼を受けて評価した結果,PLP装置の適用であるためPLP装置を作成した上で現在のリハビリテ-ション病院での訓練に加えて当センターでの訓練を追加し,期間終了後も当方で訓練を行いました.

機能が維持され,PLP装置の挙上子を短くすることができました.さらに,装置が無くてもspeechがコミュニケーションに支障なく可能な場合も出てきました.完全には撤去できなかったですが,訓練を継続することで機能は維持されています.

いかがでしょうか。

このように、当センターでの訓練は,廃用化の防止の上でも有効です.

ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

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(舘村歯科クリニック内)
大阪府池田市伏尾台5-8-3

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TOUCH口腔機能回復センター

代表の舘村 卓です。どうぞお気軽にお問合せ・ご相談ください。

診療内容

口腔機能リハビリテ-ション(口腔装置治療・口腔機能療法)
音声言語治療
摂食嚥下リハビリテ-ション

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